執行役員 兼 安全管理部 部長
2008年入社
長年、対策工事の部門で現場担当とマネジメントをしてきましたが、2024年5月に立ち上げた安全管理部の部長に就任しました。
私は大学で土木を専攻し、ゼネコンに入社。漁港の防波堤などをつくる海洋土木から一般土木まで、さまざまな工事に約10年間携わってきました。その後、産業廃棄物への関心から土壌汚染を改善する仕事に興味を持ち、土壌汚染専門会社へ転職しました。そこで現会長や社長が在籍しており、その後、会長が設立したフィールド・パートナーズに合流したという経緯です。
フィールド・パートナーズは、土壌汚染の業界では後発でしたので、私が入社した頃はベンチャー的な意識を持ちながら、夢中で仕事をしていました。仲間を信頼し、一人ひとりの強い向上心があってこそ、現在のポジションに至ったと考えています。もちろん、当社を追いかけている会社もありますので、気を緩めることなく、さらなる成長を目指していきます。
その成長に不可欠なテーマが「安全」です。
土壌汚染対策工事のみならず、解体を含めた工事件数が年々増加しており、常に安全を最優先に施工していますが、より安全な施工を実現するために設置されたのが安全管理部です。その目的は、あらゆる面で安全を追求し、安全が確保された現場を実現することです。これまで多くの現場を経験してきましたが、それは安全面でも先輩たちから学んだことを実践してきたに過ぎないかもしれません。今後は、経験を体系的かつ論理的に整理した安全体制を構築すること、専門性の高い工事をより掘り下げて安全を検証するなど、さらに安全性を高めていくべきだと考えています。
これまでは、安全はもちろんですが、より良い施工方法、より早い工程等で顧客の要望に応えることを心掛けてきました。しかし、安全な施工、安心できる施工に勝るものはありません。これから安全でも顧客から信頼いただける品質を目指していきます。
現在、週に2~3日は現場で安全パトロールを行っていますが、今後はさらに現場に足を運ぶ回数を増やしていきたいと考えています。安全管理部を任され、安全に関して学べば学ぶほど、安全の大切さとその奥深さを実感しています。安全には「完璧」や「終わり」という概念はありません。事故は不安全行動や不安全な設備から発生することが多く、考え得る限りの対策を施しても事故が起こることがあります。一方で、何も対策をしなくても事故が起こらないこともあります。こうした「負の成功体験」は意識せず、常に安全に対する意識を高めることが重要です。
安全意識の表れの一つとして、現場の整理整頓があります。いちいち指導しなくても、自然に整理整頓されている現場を目にすると、安全意識の向上を実感します。また、重要なのは事故や災害のない現場を継続して実現することです。フィールド・パートナーズの現場では、安全管理がしっかりしているという認識を協力会社にも浸透させ、現場に関わる全員の意識向上を目指していきます。
私は役員の一人ではありますが、客観的に見ても当社は働きやすい環境だと感じています。自分で決められる裁量が大きく、仕事はやりやすい一方で、それに伴う責任も生じますが、その責任をやりがいとして捉えてほしいと思います。会社は柔軟性があり、旧態依然とした方法にこだわることなく、新しいものや良いと思うことを積極的に取り入れています。この姿勢は、私が入社したときから変わりません。大半の社員は中途採用で、転職して入社した際、「こんなに自由でいいのか」と戸惑うこともありますが、会社の雰囲気に慣れると「前職より働きやすい」と感じる社員が多いのも事実です。
当社は現在、新たな仲間を募集しています。私も面接を担当することがありますが、当社にふさわしい人物として、明るく前向きな方を求めています。どんな部署でも同僚や顧客との接点があるため、責任感が強く、誠実な仕事をしていただける方をお待ちしています。興味のある方は、ぜひご連絡ください。
ワークライフバランスについては、土日祝日はしっかり休むようにしており、平日もなるべく早く帰って子どもと遊ぶ時間を大切にしています。私は小学5年生と2歳半の二人の娘がいます。上の娘はもうあまり遊んでくれませんが、下の娘がまだ遊び相手をしてくれるので、主に彼女と遊んでいます。これまでは仕事中心の生活でしたが、オフの時間は家族との時間を大切にしています。
また、趣味は釣りです。最近はあまり行けていませんが、マグロを釣りに行くことがあります。そして、これは趣味というより夢なのですが、山形県鶴岡市の大鳥池に生息すると言われる伝説の巨大魚「タキタロウ」を見てみたいと思っています。
私は常に夢や楽しさ、遊び心を大切にしています。それは仕事にも反映させたいと考えており、しっかりと安全を確保しつつも、そこに余裕や楽しさ、遊び心を感じられる現場を作り出すことが理想です。
※2024年時点の情報です。