事業推進二部 技術コンサルチーム 主任
2019年入社
高校を卒業後、アメリカの大学に留学して生物学を専攻。大学の近くに大きな湖と川があって、キャンプ生活をしながら魚を捕って研究していました。
卒業して帰国し、長野県に本社がある土木と生物と地質を調査する会社に就職し、そこでは生物環境の調査をしていました。主な仕事としては、川の中の魚の通る道を「魚道」というのですが、その調査や設計などに携わっていました。
私としては趣味の延長のような、楽しくてたまらない仕事だったのですが、就職して3年目に大阪へ転勤になり、そこでは生物調査の仕事はなく、土壌汚染の調査をすることに。そこで初めて土壌汚染に関わったのですが、その会社は調査専門で対策工事などはやっていなかったので、もっと土壌汚染に関する知識が得たくて当社に転職しました。当社とは前職時代から付き合いがあり、社員の方からやりがいがあると聞いていたため、どんな会社なのか興味津々でした。
入社して最初に感じたのは、案件数が想像以上に多いことと、案件に対する取り組みがものすごくスピーディなこと。また、日本中の土壌汚染に関わることができますし、コストキャップ保証などお客様を大切にする姿勢がわかり、入社して正解だと思いました。
ただ、正直に言って不安もありました。私の仕事は技術コンサルタントとして土壌の調査をするのですが、多くの担当案件をすべて把握し適確な指示ができるだろうか、調査の経験はあっても対策に関する知見がなく大丈夫だろうかなど。
しかし、当社の調査業務の進め方に関しては上司や先輩が教えてくれましたし、未知の分野だった対策については浄化技術部の方から親切に教えてもらったので、そのような心配は必要ありませんでした。他部署の方ともとても話しやすい社風です。
いまはもう入社して4年経ちましたので、だいぶ慣れてきましたし、2年ほど前に大手住宅メーカーに出向もさせていただき、土地の取り引きに関しても経験を積むことができました。
土壌の調査依頼に対し、まず計画を立案するのですが、その段階がいちばん時間と労力を要するところです。お客様のご要望や事業計画をしっかり把握したうえで、最適な調査計画を考えていきます。私が担当するお客様は土地のオーナー様が多いので、どのような調査が必要かということをわかりやすく伝えなければなりません。もし汚染が見つかった場合は積算部に依頼し、最適な対策方法とともに、これくらいの金額と工期がかかりますということを伝えます。
私が仕事をするうえで意識しているのは、メールやリモートを活用しながらも、可能な限り実際にお会いするようにしているということです。顔を見ながらのほうがお客様は質問しやすいでしょうし、いろいろな話もできて安心するのではないでしょうか。
また、お客様に対してはもちろんのこと、社員間で質問などがあった際も時間を置かず、できるだけ素早くレスポンスすることを心がけています。
土壌汚染調査のみを行う前職から、対策工事まですべて行う当社に転職し、現在のビジョンとしては、さらにプロフェッショナリズムを極めたい、そのためにもっと積算や対策工事にも関わっていきたいと考えています。お客様から対策費用を聞かれた際、概算では答えられるのですが、より詳細が伝えられればお客様も納得しやすいですし、新しいことをいろいろと学んでいきたいと考えています。
当社の仕事はニッチな世界ですが、だからこそ専門性が高く、自分の能力をいかんなく発揮できます。銀行、不動産、保険など関連分野のスペシャリストが集結しており、様々な知見が得られる環境です。
わからないことは何でも相談できますが、個人の裁量が大きいのも特徴。そのぶん責任とやりがいがあり、受け身の姿勢ではなく、主体性を持って積極的に動けるタイプが向いていると思います。文系、理系問わず、ヤル気さえあれば大丈夫。当社のことが気になった方はぜひエントリーを。
大学時代はバスケをやっていたのですが、本場のアメリカにいましたのでレベルが高すぎて、もうコテンパンでした(笑)。それ以来バスケやスポーツとは縁遠くなり、いまの趣味は旅行です。私も妻も温泉が好きなので、気になった温泉地へ行き、落ち着いた温泉宿でお酒を楽しむという、ちょっと年配の人が好みそうなことを時々しています。
また、旅行先や出張先で、その土地ならではの特産品を買うのが好きです。今まで知らなかった名物の食べ物やお土産屋さんで見つけたユニークなアイテムなど、帰宅した後に旅先でのことを思い出しながら、それを肴にまた一杯。なんだかお年寄り感が漂ってしまいますが、そのような感じでのんびりと過ごすことが多いです。
あとは食べることが好きなので、著名なレストランを予約して食べに行ったり、裏路地にひっそり佇む町中華を見つけてうれしくなったり。オフにはそんなことをして過ごしています。
※2023年時点の情報です。