浄化技術二部
2021年入社
大学を卒業して、林業関連のNPO法人に就職しました。木が伸びきってしまい、土砂崩れのリスクが高い山の所有者に今後の予測などを説明し、土砂災害が起きないよう山の整備や間伐を推進する仕事です。
5年くらい従事してひととおりやりきったので、次は解体業に転職。老朽化した空き家や物置などを解体して更地にする仕事です。こちらは親会社が産業廃棄物の処理もやっており、ある現場の元請け業者がフィールド・パートナーズでした。出会ったのは解体業を5年ほどやっていた頃で、新しいことがしてみたいと考えていた時期でもあり、いろいろと話を伺いました。
その時は土壌汚染に関する知識はまったくなく不安だったのですが、話をしてくださった方がとても面倒見が良く好印象だったので入社を決めました。
入社後、業務全般の研修を受けましたが、もともと解体工事をやっていましたし、私自身工事に携わりたかったので浄化技術二部に配属となりました。
現場をいろいろ経験させてもらいながら思うのは、自由にやらせてもらえるということ。もちろん、自由と言っても好き勝手という意味ではなく、放置されているわけでもありません。責任を持ってやるのは当然なのですが、かなりの部分を現場の判断に任され、裁量の大きさを感じています。
現場によって工事内容や工期、スケジュールなどがすべて違い、いままでに10以上の現場を担当しましたが、1つとして同じ現場はなく、毎回勉強になり成長できるのが醍醐味です。また、着実に進んでいくのも現場の面白いところですね。
現在担当している現場は長年自動車工場だった土地で、2回に分けて上屋を解体し、土壌汚染が外部に漏れないようにする対策工事です。自動車工場の前も別の機械をつくる工場だったということで、自動車工場時代の汚染と、その前の機械工場時代の汚染が敷地全体の広範囲に点在しているため、時間をかけて慎重に行っています。
元請けで現場をやらせてもらっていることもあり、最も意識しているのは、作業員にケガや事故などなく、無事故無災害で工事を完了させることです。
また、下請け会社にもよりますが、ベテランの職人を相手にすることが多く、どうしてもいままでの経験に頼りすぎたり、これでやってきたから大丈夫と予定外の工事方法を主張してくることも。たしかに職人の言う通りに進めると効率が良いこともあり、あらゆる面から精査して問題がなければ構いません。
ただ、法律は変わりますし、条例は地域によって異なります。現場によっては職人の言うやり方がルールを遵守していないケースもありますので、そのあたりは冷静にチェックしながら正しい指示をして従ってもらう必要があります。
そのためには日頃のコミュニケーションや上手な伝え方が大切ですので、相手の経験やプライドをリスペクトしつつ、うまく話をまとめるよう心がけています。
仕事のやりがいは、繰り返しになりますが、無事故無災害で工事を終わらせたとき。数週間、数カ月かけてやりきったという、何ものにも代えがたい独特の達成感があります。
将来的にはより大きな現場を任せてもらえるようになるのが目標です。
そのためには今以上の知識が必要になりますし、オフィシャルな評価にもつながるので、仕事に役立つ資格を取るために勉強しています。
当社の社員は、みんな熱意と責任感を持ってそれぞれの仕事に取り組んでいて、そういう人たちの相乗効果というか、「私も頑張らなければ」という気持ちになります。本社へ行くと毎回思うのですが、とにかく誰もがポジティブなんですよね。
そのような環境ですので、当社は成長したい人に最適。ヤル気と、常に周囲の方から学ぶ姿勢があれば大丈夫ですので、そんな意欲のある方にはぜひ入ってもらいたいと思います。
毎日現場に常駐しているため、普段は限られた人としか会いませんので、オフの日は会社の同僚や友人と遊ぶことが多いですね。会社の先輩に飲みに連れて行ってもらうこともありますし、学生時代の友人とドライブや小旅行に行ったり、バーベキューをしたり。連休や長期休暇の時は、実家がある静岡のほうに帰って地元の友人と集まったり飲みに行ったりするのが楽しみですし、いちばんのリフレッシュになります。
これといった趣味はなく、しいて言えば、ラーメン屋巡りでしょうか。とにかくラーメンが好きなので、ネットで評判のお店を調べて多少遠くても電車に乗って訪ねることもあります。
グルメというほどではありませんが、ラーメン以外も、おいしそうなものを見つけて食べに行くのも好きです。
オフの日にたっぷり栄養をつけて、平日は現場でしっかりと働く。そんな充実した毎日を楽しんでいます。
※2023年時点の情報です。