建設業界での
様々な経験を活かし
キャリアの集大成として
新しいことにトライ


浄化技術一部 マネージャー
2018年入社

土壌汚染対策工事現場に常駐
複合的な工事内容を戦略的に実行

現在は、東京都内の土壌汚染対策工事の現場に常駐しています。この現場では掘削除去と原位置浄化、さらにこれらの対策工事に先立って施工された解体工事を請け負っています。従来、解体工事は当社の業務範囲外だったのですが、当社としてお客様のニーズに応えつつ、業務領域を拡大していく中で、土壌汚染対策工事と関連の深い解体工事も併せてお引き合いをいただくケースが増えています。
掘削除去を用いた土壌汚染の対策は、建物を解体工事をして更地になった地面を10m四方で区切り、1マスずつ汚染土壌を掘って搬出し、良質土で埋めていきます。それぞれのマスによって汚染状況が異なるので掘る深さが違う上、傾斜や重機の効率的な使用方法なども考慮しながら進めなければいけません。それには戦略が必要で、掘削方法や順番、他の対策方法を用いるかをはじめ、工期、予算、次に控えた工事など、複合的に配慮する必要があります。スケジュールどおりに工事を終わらせ、区域指定解除を役所に報告し認可されるまでが当社の仕事。その後ゼネコンなどが新築の建設工事に入ります。

建設業界で培った経験を活かすとともに
新しいことにも積極的にトライしていく

私はこれまで建設業界で様々な経験を積んできました。大学で土木を学び、新卒でゼネコンに入社したのをはじめに、いろいろな人の縁で建築関係の仕事に従事してきました。建設業界のいわゆる土木と建築の発注者側と設計者側、さらに施工側とあらゆる立場での業務に携わった後に、当社に入社しました。
私としては、いままで経てきたキャリアの集大成として当社に入社したと思っています。現状の延長では満足しないタイプですので、培ってきたキャリアを活かすとともに、新しいことに積極的にトライしていこうと考えています。

環境に貢献する社会的意義とやりがい
低コストで効率良く土壌汚染を解消

当社での仕事のやりがいの一つは、環境への貢献。昔は現在のように環境への意識が高くはなく、古い工場の跡地のような現場では、製造などに用いた廃液などを屋外に投棄していた可能性もあります。それらが土の中に汚染物質として残ってしまい、拡散すると環境被害につながります。そのため、汚染物質を残したまま、新しいものを建てて封印してしまうわけにはいかない。しっかり浄化し、周辺に迷惑をかけることなく新しいものを建てようという思いから、土壌汚染対策工事を行うことになり、私たちが貢献できるわけです。
また、土壌汚染に関する法律や条例の基準は、どんどん厳しくなっており、新しいものをつくろうとしても土壌汚染がネックになって、頓挫してしまうケースもあります。当社の使命は、土壌汚染問題を解決するために低コストで、効率良く対策を実施していくこと。新しいものをつくりたい、もしくは土地を買いたいというお客様に喜んでいただくサポートができることもやりがいです。

個人に与えられた裁量の大きさが特徴
自由でやりやすい分、責任も大きい

当社の特徴であり、私が最も良いと思うのが自由なところ。自由といっても何でも好き勝手にやってかまわないということではなく、個人に与えられた裁量が大きいという意味です。
当社はまだ設立10年ちょっとの若い会社ですので、試行錯誤という部分もあるのですが、仕事の進め方は一任されることが多いですし、新しいアイデアや考え方なども前向きに採用してくれます。
対策工事の現場での仕事は一人で常駐というケースが多く、上司に相談したり、アドバイスしてもらうことも当然ありますが、私に任されている部分もたくさんあります。自由でやりやすい分、その責任も大きいのですが。そういう意味では、現場に向いているのは、自分からアクションを起こし、積極的にチャレンジしていく人ですね。現場ではスピードと決断力を求められることが多く、指示を待っていては工事が進まなくなり、スケジュールに支障をきたすこともあります。

未経験者向けのシステムを独自に開発
効率的に人材を育成し、事業拡大を目指す

土壌というのは、専門的でニッチな世界。知らない人には、なかなか理解しづらい分野といえるでしょう。そのため当社では土壌汚染や調査、対策工事についての理解を深めるため、未経験者向けの教育システムや現場管理システムを独自に開発しています。つまり、“人を育てる”というカルチャーをつくろうとしているわけで、この業界でこのような部分に注力している会社はあまりないのではないでしょうか。
例えば、現場を管理するシステムでは撮った写真がすぐにフォトアルバムにストックされ、寸法を自動で読み取るなど、現場作業をいかにスムーズに行うかということを会社全体で考え、反映しています。
このシステムが充実すると仕事の効率化が図れるのはもちろんのこと、新人教育にも役立ちます。土壌に関して最低限知っておくべきポイントが整理されていますので、従来の倍くらいのスピードで仕事の理解が深まるでしょう。
このシステムの活用と努力次第でステップアップできる当社で、実力を発揮してみませんか。

※2019年時点の情報です。

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