事業推進三部 技術コンサルチーム シニアエンジニア
2024年入社

大学では生物化学工学を専攻し、微生物を用いた環境浄化の研究に没頭していました。新卒で鉄鋼メーカーのエンジニアリング会社に入社し、製鉄所の水質分析業務を3年ほど経験しました。
大きな転機となったのは、不動産鑑定士をしていた父との会話です。「不動産評価において土壌汚染が常に大きなネックとなり、解決できる専門家がいなくて困っている」と聞き、この分野の重要性を強く認識しました。技術で不動産取引を支えたいという強い使命感が芽生え、水処理や土壌汚染対策の専門会社に転職。汚染という目に見えないリスクを正しく評価し、安全な土地利用を可能にする土壌汚染の調査対策業務に約20年従事しました。
現場で土の色や臭いの変化に気付くこと、地質から汚染の広がりを予測することなど、長年培った感覚は、今の仕事の大きな土台となっています。このニッチでありながら社会に不可欠な分野で、自分の力を発揮できることは技術者としてこの上ない喜びでした。

前職の会社が不動産分野から撤退することになり、私がやりたい「不動産売買における問題解決」との乖離が生まれました。
そんな折、以前から交流があったフィールド・パートナーズからお誘いをいただき、2024年に入社を決めました。
実は、前職にいたときからフィールド・パートナーズは、常に意識せざるを得ない存在でした。特に取締役たちの考え方や組織としての勢いには、以前から目を見張るものがありました。フィールド・パートナーズは不動産取引のスケジュールや予算に合わせ、汚染リスクを事前に定量化する手法を確立していました。特に、予算の追加発生を防ぐ「コストキャップ保証」という仕組みを知ったときは、これこそが不動産取引にいちばん必要だと衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。お客様にとって何が課題で、どうやって問題解決へ導くのか。その「解決するチカラ」を追求するフィールド・パートナーズの姿勢に、いつか自分も挑戦してみたいとの思いから、ようやくその舞台に立てていることが本当にうれしいです。

現在は事業推進本部で、技術コンサルタントとして営業チームとタッグを組み、技術的なフォローを担当しています。主なミッションは、調査結果や過去の土地利用履歴から、今後顕在化するであろう汚染リスクを「見える化」することです。土壌汚染は現場ごとに地質や使用状況が異なるため、2つと同じ問題は存在しません。複雑なパズルのような状況を、知見とデータを駆使して読み解いていくプロセスには、格別の高揚感があります。
業務はデスクワークが中心ですが、現場へも足を運び、自分の目で状況を確認しています。行政との協議や技術的なフォローを通じて、最小限の工期とコストで法的な要件を満たす計画を立てる。そして、お客様から「これで売買がうまくいきそうだ。ありがとう」という言葉をいただけたときが、いちばんのやりがいです。自分の専門性を、不動産という大きなビジネスの決断を支えるために使えること。それが、フィールド・パートナーズで働くいちばんの醍醐味だと言えます。

入社後にまず驚いたのは、社員一人ひとりの責任感の強さと、組織の「壁」が一切ないことです。大きな組織では、境界線があるイメージがありますが、当社では全員がプロジェクトの成功に向けて、自然に自分の壁を取り払って協力し合っています。
また、驚くほど優秀な若手が集まっており、それぞれが強い責任感を持って動いていることにも日々刺激を受けています。彼らの業務内容に感心することも多く、お互いをリスペクトし、明るくコミュニケーションを取りながら仕事を進める姿勢が、この会社の成長の原動力だと確信しました。経験豊富なシニア層に対しても気後れすることなく、建設的な意見が飛び交うエネルギッシュな環境です。
私自身、まずは彼らの意見を聞き、一緒に最善策を考えることを大切にしています。挑戦を後押しし、成功を喜べる仲間がいる環境の素晴らしさを実感しています。

私生活では、北関東から新幹線を利用して通勤しています。会社が通勤環境を柔軟に認めてくれているおかげで、シニアエンジニアとしてのキャリアと、地元での生活を両立できています。
休日は趣味の野球観戦を楽しんだり、自治会のお祭りでお神輿や山車の準備を手伝ったりと、地域活動にも積極的に参加しています。こうしたオンとオフの切り替えがあるからこそ、仕事にも高い集中力で臨めるのだと感じています。
今後の目標は、これまでのキャリアで培った知見を、惜しみなく若手に伝えていくことです。管理職として上に立つことよりも、フィールド・パートナーズが業界を牽引し、若手がもっと活躍できる場をつくっていくことに注力したいと考えています。
当社は、土木や土壌の知識がなくても、興味を持って前向きに行動できる人なら、いくらでも個性を伸ばせる場所です。不動産取引における土壌汚染問題を解決する未来を、そして自身の成長を信じて突き進みたいという方とともに働くことを楽しみにしています。
※2026年時点の情報です。