一本の電話から
期せずして転職
目に見えぬ成果に挑む
刺激的な日々


大阪浄化技術部 部長
2016年入社

浄化対策工事の舵取り役として
営業担当や協力会社と連携

私が担当するのは、土壌汚染の浄化対策工事(フェイズ3)です。仕事内容は工事の現場監督をイメージしていただければわかりやすいかもしれません。調査の結果、汚染が認められた土地の浄化を実施するとなれば私たちの出番。お客様の要望や予算、現場の状況によって工法を決め、協力会社(サブコン)とともに現場に駐在します。日々の安全管理はもちろんのこと、例えば計画通りに浄化が進まないようなら工事の方向性を変更することも私の責務となります。

また行政への各種届出・報告も日常的な業務。私がいま担当している現場では、大阪府および大阪市の環境局とやりとりしています。もちろんお客様(施主)と接する場面も多々あります。

建設の現場から目に見えない土壌の世界へ
難しさの中に面白さとやりがいが

私はゼネコン(総合建設業)2社で20年以上にわたり施工管理に携わってきました。その後、1社を経てフィールド・パートナーズに入社したという経歴です。

きっかけは転職エージェンシーからの電話でした。「土壌汚染浄化対策の仕事があるのですが、どうでしょう」というような話でした。私は家族と大阪府に住んでいるため「大阪支店での勤務ならば考えてみます」と。そして面接を受けてみて、社長や部長の人柄に惹かれました。これまで手掛けてきた工事とは違い、目に見えない土壌汚染の解決だけれども「やってみますか?」と問われ、入社を決めたのです。

入社してから2年弱で6件ほどの現場を管理してきました。建設の現場で求められるのは、決まった設計と仕様に沿って形にする仕事。しかし当社では、お客様それぞれの思いがあるため、案件ごとに求められることが異なってきます。それぞれに適した浄化対策工事を自分で設計し、応えていく。難しいことではありますが、面白さとやりがいを実感します。

意見を交わしやすい職場の雰囲気
いい会社に入ったね、と妻も

ある晩、帰宅して妻と何気ない会話をする中で「いい会社に入ったなあ」と私が言うと、「本当にそう思うよ」という言葉が返ってきました。家庭では具体的に仕事の話をすることはないのですが、何となく雰囲気が変わったと感じていたのでしょうね。

当社では部長も先輩(マネージャー)も協力的で、質問や相談をしやすい環境です。私たちの部署はそれぞれ現場に事務所を設け、そちらに赴任しています。従って社内で話ができる機会はあまりないのですが、電話で「こういう場面ではどうされましたか? 私はこうしてみようと思うのですが……」などと相談すると、快く答えてくれます。「それで合っている」とか「これを試してみては」と。

他の社員も皆、向上心が高いですね。社長自ら現状維持を良しとせず、次を見据えて方向性を示すので、私たちも「一緒にやって行こう」となります。そうして皆が同じ方向に進んでいく雰囲気が生まれているのだろうと思います。

試行錯誤して成功を手繰り寄せる
刺激的な経験を後進にも伝えたい

宅地造成や高速道路建設といった現場と異なり、土壌の浄化対策という仕事は成果が目に見えづらいもの。汚染土を掘削除去する場合はまだしも、薬剤を用いて現場の土壌をきれいにする原位置浄化は尚更です。

私が初めて原位置浄化を担当した時は、「本当にこの方法できれいになるのだろうか?」と試行錯誤の連続でした。さまざまな数値を確認しながら検討し、先輩たちに確認するといった具合で、日々勉強でしたね。しかし、そうして作戦を練り、狙い通りに浄化できた時は、刺激的な仕事だなと実感できました。

今後は「こういう現場なら河村に任せておけば安心や!」と言ってもらえる、施工のプロフェッショナルになりたいですね。それから、私には初めてのことなのですが「経験を伝えたい」という気持ちも芽生えました。自分の重ねた成功例や失敗例を、今後入社してくる人たちに共有し、仕事しやすい環境を用意してあげることができればと思っています。先輩たちがそうしてくれているから、そう思うようになったのかもしれませんね。

週末は家族と過ごしてしっかり充電
のびのびと前向きに月曜日の朝を迎える

当社では自分の裁量で仕事を進めることができるので、自己管理できる人にとっては快適でしょう。「今週はここまでやっておけば納期や工程をしっかり守れる」という具合にコントロールできる人ならば、自分の時間もつくりやすいと思います。私も週末きっちり休めるようになり、家族とショッピングに出かけたり、自分をリフレッシュさせるためスーパー銭湯(岩盤浴)に行ったりしています。子どもたちのご飯をつくったりしています。そう過ごせているためか、月曜日にのびのびした気分で「仕事したい!」と感じられるようになりました。

営業部門や評価部門の働きにより、お客様の思いが明確になった状態でパスを受ける。それが私たち浄化技術部門。しっかり結果を出して会社の利益を生み出すセクションということで、しんどさや、やりがいがあります。よほど楽しく働けているのか、当社に入ってからは仕事帰りに「ちょっと美味しいものを」と一人で居酒屋に寄ることも。前職時代には考えられなかった習慣です。

※2019年時点の情報です。

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